2012年9月19日水曜日

Am I a Chinese?

世界中どこに行っても子どもは可愛いものです。
トーゴの子ども達はヨーロッパ・アジア系の人を見ると、
ヨボ!ヨボ!(現地語で'白人'という意味。彼らから見ると黄色人種も'ヨボ'みたいです)と呼んで手を振ってきます。
もしくは、これは大人もそうなのですが、chinois(フランス語で中国人)!や、China!、ニーハオ!と呼ばれます。
彼らからしたら、日本人も韓国人もみんな中国人です。
まぁ日本人の長期滞在者は一人しかいない一方で、
中国人はアフリカ進出に力を入れていて、実際トーゴで見るアジア人はほとんど中国人だし、ビーチ沿いの高級ホテルやバーが並ぶ地域に中国料理屋があったりするのでしかたないかなぁと思ってます。
僕だってトーゴ人とガーナ人の区別は全くつきませんし。
あと、トーゴではジャッキーチェンやブルース・リーが人気らしく、
ジャッキー!と声をかけられたりします。
そんな時は適当にファイティングポーズをして返します。
ただ、たまに中国語の真似をして話しかけてくるので、
(しかもなんとなく軽蔑的な感情が込められてるのがわかります笑)
そんな時はJe suis japonais!(俺は日本人だ!)と訂正しておきます。

かといって、日本がここトーゴで完全に中国に押し負けてるかといったらそうでもありません。
例えば、トヨタや、日産、マツダなどの日本製の車が街ではたくさん走っています。
moto(バイク)は残念ながら中国製が多いですが、日本のブランドに憧れがあるのか、
SHARPやSONYのシールが張ってあったりします。
だからトーゴでは日本では見ることのできないSHARP製やSONY製のバイクに乗れます。
しかし、SHARPやSONYの本業である電化製品は韓国企業が主流のようです。
パソコンやテレビもSAMSUNGやLGが多く、たまにTOSHIBAといった感じです。
僕がこっちで使ってる携帯もNOKIAです。
ただ、お金持ちの家に行くとゲームがあったりして、
そこではPS2や懐かしの64に出会えます。
(ちなみに、この間ウイイレで日本対トーゴの試合をして惨敗しました。ごめんなさい。ゲーム苦手なんです。)
あと、日本のアニメはトーゴでも流行っていて、
特にNARUTOやドラゴンボールは子ども達に人気があります。

これがグローバル社会というものなんでしょうか。
日本人のほとんどが名前を聞いたこともないであろう、
どこにあるのかもわからないような小さな国でも、
日本のものに出会えるというのはなんとなく不思議な感じです。


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