2012年9月13日木曜日

日々の暮らし

また更新間隔があいてしまいました。
今回はトーゴでの暮らしについて書きたいと思います。
今は、トーゴの首都ロメに滞在しているのですが、少し前までは、ロメから110km離れたAgou Apegameという村に滞在していました。


ソーシャルセンターと言う建物で
電気は通っていて、コンセントも部屋にあります。

水は僕が来る直前に出なくなったらしく、近くの井戸へ汲みに行きます。
これがなかなか重労働で、大きいバケツに入れて2人がかりで運んでいるのですが、
地元の人は同じくらいの大きさのバケツを頭に乗せて1人で運んでしまいます。
自分より小さな子どもや女の人も運んでいて、自分もやってみましたが、
バランスをとるのが難しく、水をこぼしまくってしまいました。

この水は、さらに大きなバケツに貯めておいて、
洗濯、食器洗い、トイレ、シャワーなどに使います。
日によって差はありますが、綺麗な水とは言い切れないので、
飲み水としては使ってません。
その代わりにパックの水が売っていて、地元の人もこれを飲んでいるみたいです。
ただ、わりとどこにでも捨ててしまうので、村を歩けば、
パックのゴミがそこらじゅうで見つかります。

また、井戸の水は地下水らしいのですが、たまに少なくなることがあり、
そういう時は一晩シャワーを我慢することもたまにあります。

気候はびっくりしたのですが、日本よりも涼しいです。
湿度もそれほど高くなく、朝晩はTシャツ1枚だと寒いくらいです。
今は乾季と雨季の中間くらいらしく、曇の日が多いです。
雨は1日じゅう降り続くと言うよりは、1日のうちに降ったり止んだり、といったことが多く、
洗濯物を干すタイミングが難しいです。

村の人々はみんな優しくて、フランス語のほとんどわからない僕らにも丁寧に接してくれます。
子ども達はみんな可愛いです。

だいぶ日本とは生活の仕方が違うのですが、
キャンプみたいだと思えばそれほど対応できないこともなく、
今ではそれほど不自由を感じることは少なくなりました。
人間なんとか適応できるものだなぁと思ってます。


一方、今暮らしている首都のロメは、
Agouと比べるとだいぶ発展していて、高い建物もあります。
水洗トイレやシャワー(水ですが)もある家庭が多いです。

Agouよりも貧しく、電気も通っていない村もあって、
トーゴ国内でもかなりの格差があるのが感じ取れます。


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